「演劇と映画の会」2024.12.13
【主催】木暮実千代の会
【日時】令和6年10月14日(月)
【会場】下関市民会館 中ホール
関門トンネルは構想の域を出ず、本土と九州を跨ぐ関門橋が夢のまた夢であった時代、下関市は赤間関市と呼ばれ、下関駅は馬関駅と称していた。 大陸や九州に向かう人は馬関駅で下車、ある人は海峡の女王と呼ばれた関門連絡船で九州へ、ある人は最新鋭の関釜連絡船で大陸に向かった。 馬関駅に向かって右手には、国鉄直営の山陽ホテルがそびえ、西の玄関口として宮家や軍人、財界人、芸術家を出迎えた。 そんな文化と芸術のカオスと化した喧噪の中、大正7年(1918年)1月、彦島福浦で一人の女の子が生まれた。 「和田つま」後の木暮実千代である。
その木暮実千代の足跡を顕彰しているのが「木暮実千代の会」である。